
ヘルペスとは水ぶくれが集まった状態の病気ですが、一般にはヘルペスウイルスによって出来るものだけを指します。大きく分けると帯状疱疹と単純ヘルペスの二つに分けられています。この二つはそれぞれウイルスが違います。また単純ヘルペスにも二つの型があり、1型と2型に分けられています。
帯状疱疹のほうは症状が重く、痛みも酷いので感染を自覚する人は多いですが、口唇ヘルペスも含まれる単純ヘルペスの方は症状が比較的軽く、おできなどとの見分けも難しいせいか、感染したと自覚する人が少ないのが現状です。またこの単純ヘルペスという名称のイメージからか、それほど気を付ける必要のない病気と思っている人も多いのが特徴です。
1980年代にアメリカの雑誌「タイムズ」がヘルペスを大々的に特集したせいで、単純ヘルペスのことを性病だと思っている人が多いようですが、実は性器ヘルペスは単純ヘルペスの症状の一つに過ぎず、単純ヘルペスは体のどこにでも発生する病気なのです。
しかも感染力が非常に強く、赤ちゃんの場合だと脳に致命的なダメージを与えることもあるほどの怖い病気なのです。とても誤解の多い病気なのでぜひ正確な情報を多くの人に得ていただきたいと願っています。
ヘルペスは感染症ですので、人から人へと簡単に伝染します。水痘帯状疱疹は水ぼうそうという病名で知られているように、簡単に他の人へ感染します。口唇ヘルペスもウイルスが繁殖している水ぶくれに触れたり、唾液が付いたりすると感染します。ですのでまずは、ヘルペスという病気は感染しやすい病気であるということを知ってください。