
風邪を引いて熱が出たときやとても疲れているとき、また水泳や海水浴などで太陽に強く焼かれたときなどに、小さな水ぶくれが唇の周辺やその周囲に数個集まって出来てしまうことがあります。これが口唇ヘルペスです。
同じウイルスが別の場所に出ることもあり、性器やお尻に出来るのも同じ原因です。これらはすべて単純ヘルペスと呼ばれています。最初はちょっとした痛みやかゆみが出るだけかもしれませんが、やがて水ぶくれになり、破れてじくじくとしみ出してくるところまで酷くなってくるとさらに強い痛みを感じるようになることもあります。
症状は人それぞれですので、赤い湿疹がぽつんと出るだけで収まる人もおられれば、数個だけ固まって出る人もいます。逆にひどい人の場合は帯状疱疹のようにかなりの数の水ぶくれが出来てしまう人もいます。ですので最初の症状だけで簡単に判断しない方がよいでしょう。
ヘルペスウイルスがもう一度活性化してしまうきっかけとなりやすいのが免疫機能の低下ですが、他にも胃腸障害のせいで再発したり、精神的なストレスを抱えてしまって再発したり、寒さや暑さ、性交渉の結果や時には時差も原因となることがあります。単純ヘルペス(口唇ヘルペスも含まれる)が再発するときの症状は皮膚に嫌な感じやひりひりした痛みや痒み、違和感を感じるところから始まります。
そして、2~3日で赤い発疹や水ぶくれが現れてきます。そしてその水ぶくれがやがて破れてかさぶたになって、1~2週間ほどで治まって行きます。ですので、唇の周りにそのような症状が出始めたら口唇ヘルペスかもしれないと思って病院に行くのは賢いことでしょう。